賢い 患者学 医者に言ってはいけない発言集
2017年01月05日
発言;風邪なので風邪薬を下さい。
答え;風邪は一応診断名です。診断をつけるのは医者の仕事です。医者の仕事を奪う発言です。具体的な症状、例えば「喉が痛い」とか「熱がでた」を言いましょう。
発言;診察はいらないから薬だけ下さい。
答え;医療機関から出る薬は医師の診察を受けなければもらえません。
発言;湿布を多く下さい。あちこちに貼りたいので・・。
答え;湿布薬も、れっきとした医薬品です。医師に指示された用法、用量を守りましょう。自分でいろんな所に貼りたい場合は薬局で買いましょう。
発言;頭が痛いのでMRI検査をしてください。
答え;検査をする、しないの判断は医師の仕事です。どうしても検査をしてほしい場合には心配をアピールしてください。「先生、脳に何かできていたら心配です」など。「まあしょうがないな」となるか「それぐらいの症状で検査はする必要はない」となるかはそれこそ医師の判断ですが。
発言;しろうと診断ですが僕は○○病ではないですか?
答え;「○○病だったら心配です」と言ってください。
お客様が神様となり、患者さんが患者様となり、そして患者様がお客様になると、患者様が神様となります。インターネットなどが普及し、情報が溢れ、患者様が知識を身に着けるとどうなるか・・・神様の言う通り(にせよ)という無言の圧量が増します。医師も勉強しなければいけないのは当然ですが、医師には経験があります。経験から学ぶことは重要です。医師の経験から出てくる言葉が信用を勝ち得るように頑張りたいものです。