脱「管理」を考える。自然への憧れ
2021年11月04日
質問;私たちは自由社会に生きていると思うのですが・・・。
答え;自由とは名ばかりの完璧管理社会です。
質問;具体的にはどういうことですか?
答え;健康診断が良い例です。血圧が130を超えると×。コレステロール値が高いと×。医療機関の受診を促され、管理されます。タクシー運転手、工事現場などでは血圧が高いと仕事ができないと嘆き節が聞こえてきます。最近は体温まで測られますね。
質問;一見よさそうに見えますが?
答え;そこに危うさを感じませんか?自分は健康だと思っているのに他人から数値で縛られる。そのうち認知症指数ができて、自覚がないのに「あなたは認知症指数が高いので社会では通用しません。したがって施設送りです」って言われる世界が容易に想像できます。一度入ったら二度と出られませんよ。そんなの嫌でしょ? 荒唐無稽に感じられる方もいるでしょうが・・もう間近です。
質問;どうすればよいのですか?
答え;まずは、数値に縛られない、というところから始めたいですね。
自分が感じた体調が自分の体調、飯が旨くて、出るものが出ていれば健康、数値から逃れられればよく眠れるはず、会社のノルマは数値だから難しいけれど、せめて体の数値とは、おさらばしたいところです
院長のひとり言
AIに管理される世界、つまり数値で管理される世界、もう間近です。自分ではない他者(コンピュータ)に監視、管理される世界、コロナ騒動で一層加速しましたね。これを感じられない方
はご愁傷様です。僕は嫌ですので、なんとか少なくとも自由でありたい部分は残していきたいなと思っています。そのためにやること、自分の本能、直観を信じること、数値にとらわれない覚悟、まずはそこからかと思いますがいかが。