専門医とかかりつけ医
2014年04月09日
質問;高血圧は循環器科、慢性胃炎で消化器科と月にいくつかの専門医に通院しています
答え;ある病気の事に関して最良、最高の医療を提供してもらえる良いところがあります。しかし安定した後は定期的に診てもらう必要性は減ります。専門的な判断が必要な時に診てもらう事をお勧めします。
質問;最近、〇〇の症状がありますが、どこの科の先生に相談しても専門外だと言われてしまいました。
答え;自分の身体全体を把握して診てくれる、かかりつけ医にまず相談してください。薬の量、日常の体調、など総合的な判断より、必要に応じて最適な専門医を紹介いたします。
質問;かかりつけ医は、専門的なことがわからないかと不安です。
答え;しかし、いくつもの科から重複して薬が出ていることもよくあることです。やはり体の全てを把握している、かかりつけ医が必要でかかりつけ医がわかる範囲のことは、かかりつけ医で対処してもらいましょう。専門医への受診はかかりつけ医が判断するのが理想です。
質問;将来、通院出来なくなる時が来たらと心配です。
答え;元気なころから自分の身体をよく知っている、かかりつけ医に往診してもらうことが理想です。当院では、訪問診療、訪問看護が出来るので安心してください。長く最後までつきあえる、かかりつけ医がいると安心ですね。
当院では皆様のかかりつけ医、総合医をめざしております。
眠くて仕方ないときに、明日の弁当の味付けはなにがいいかとか、ネクタイは何を使うかなど細かい事を聞かれても薄らぼんやりしている頭で考える事はかなり難しいですよね。人間の終末期もこれに似ている気がします。自分で最期までやり通すのはかなりの意志の力がいります。全部自分で決めようとしないであらかじめ方向性を少し元気な時に決めていてもらえばいざと言うときに我々がサポートしますよ。安心してください。