強毒性インフルエンザの対応

2016年10月05日

質問;もし強毒性のインフルエンザが流行した時はどうなりますか?

答え;通常のインフルエンザの対応と変わります。

その1:かかりつけ医、病院には行ってはいけない!

その2;発熱者は「特設の発熱外来」に行く!

その3;外出は基本的には禁止となる

 

質問;発熱外来ではどこまでしてくれますか?

答え;防護服に身をまとった医師が鼻に綿棒を入れ、陽性が出た場合は抗インフルエンザ薬(お勧めはしませんが)を処方されることになるでしょう。

 

質問;陰性だったらまた並び直しをしたほうがよいですか?

答え;おそらく待合は隔離されていないので陰性の人は陽性のひとから感染する恐れがでますのでお勧めはできません。

 

質問;陽性の場合どうなりますか?

答え;重症者は入院します。それ以外は自宅で過ごし外出に制限がかかります。一人暮らしの人は自力で、家族がいる方は家族に看病してもらいます。その場合家族内での感染も懸念されます。ウイルスとの闘いは基本的に自分の免疫との闘いで、今の所、特効薬では重症化を防げません。栄養状態、衛生状態がよい環境で自然治癒を待つしかないと思います。

 

※強毒インフルエンザとは現在のインフルエンザよりはるかに強毒で、日本にはまだ強毒インフルエンザは上陸していません。

まず起きないとは思いますが。強毒性のインフルエンザが流行した場合、普段流行るインフルエンザとの対応とは全く異なる対応を取るよう医療機関は指示されています。「かかりつけの医院や病院には来るな。専門の発熱外来に検査に行け(ただし感染のリスク大)。他人にウイルスを蔓延させないために外出はするな。」となります。インフルエンザと思ったらすぐ来なさい!と言っておきながら強毒性の時こそ不安なのにその時は来るな!だとなんか矛盾を感じますね。

 

インフルエンザ

2014年02月01日

質問;インフルエンザとはなんですか?

答え風邪のひとつで原因がインフルエンザウイルスだということです。基本的には子供の風邪で、大人はかかりにくいと言われています。

質問;怖いイメージがありますが?

答え;マスコミが作り上げたものです。10年以上前まではインフルエンザ診断のキットもなく、タミフルなどの薬もなかった時代にも毎年インフルエンザは流行っていましたが、特にインフルエンザの検査をすることも薬を飲むこともなく治っていました。

 

質問;脳症になったり、突然死したりするのが怖いです。

答え;脳症の原因は強い解熱剤を使った場合、もしくはタミフルなどの薬を使ったほうが確率は上がりますので当院では出来れば使いたくないです。

 

質問;タミフルなどを使うと早く治るのでは?

答え;そう宣伝されていますが実際は、熱が早めに下がる傾向になるみたいですが治ったわけではなくウイルスは体に残っていることが解りました。ですから学校などでは解熱後2日で登校可能だったのが発熱後5日経たないと登校できなくなりました。

 

質問;インフルエンザでもほっておけば治りますか?

答え;身体には自然治癒力があります。自力で治った場合は体に免疫が着くのでその後しばらくはかからなくなります。タミフルなどを使用した場合は体に免疫が着きにくいのでまたかかりやすくなります。

 

風邪、インフルエンザも含めて、薬を使わないと治らないと思っている人がいます。また高齢の方もインフルエンザと言う名前に驚き恐怖している方もいます。恐れるなかれ。昔の名は流行性感冒です。毎年流行ります。太古の昔から。基本的には子供が多くかかります。大人は年の分だけ流行を乗り越えていますのでそれだけ免疫が着き強くなります。

 

 

 

風邪とインフルエンザ

2013年12月05日

質問;インフルエンザは風邪ですか?

答え;はい。風邪のひとつで、原因がインフルエンザウイルスだということです。昔は流行性感冒と言っていましたね。

 

質問;怖いイメージがありますが?

答え;マスコミが作り上げたものです。10年以上前まではインフルエンザ診断のキットもなく、タミフルなどの薬もなかった時代にも毎年インフルエンザは流行っていましたが、特にインフルエンザの検査をすることも薬を飲むこともなく治っていました。

 

質問;脳症になったり、突然死したりするのが怖いです。

答え;脳症の原因は強い解熱剤を使った場合、もしくはタミフルなどの薬を使ったほうが確率は上がりますので当院では出来れば使いたくないです。突然死もタミフルが原因です。

 

質問;タミフルなどを使うと早く治るのでは?

答え;そう宣伝されていますが実際は、熱が早めに下がる傾向になるみたいですが治ったわけではなくウイルスは体に残っていることが解りました。ですから学校などでは解熱後2日で登校可能だったのが発熱後5日経たないと登校できなくなりました。

 

質問;インフルエンザでもほっておけば治りますか?

答え;身体には自然治癒力があります。自力で治った場合は体に免疫が着くのでその後しばらくはかからなくなります。タミフルなどを使用した場合は体に免疫が着きにくいのでまたかかりやすくなります。

 

風邪をひいて寝込んだ時、健康のありがたさが身に沁みます。予防するに越したことはありませんが、いくら完璧に予防したとしても、必ずいつかは風邪を引きます。なっても治るし、健康のありがたさはわかるし、「たまにはかかってもいいや」とのんきに構えられたら幸せですね。今の世の中そんな余裕がないかな。

 

 

2012年2月号「風邪の熱」

2012年02月02日

質問;風邪をひくと熱がでるのはどうしてですか?

答え;風邪の原因であるウイルス(病原体)と体が戦うことによって起こります。

 

質問;戦うとはどういうことですか?

答え;ウイルスが体に入ってくると、血液の中の白血球がウイルスを

やっつけてくれます。その時出てくる物質で熱が上がりさらにウイルスを退治しやすくします。

 

質問;熱を下げたほうが良いですか?

答え;熱を下げるということは戦いを中断、もしくは戦いにくい状況を作ることです。だから戦いを早く終わらせるには熱は下げないほうが良いと思います。体はつらいとは思いますが。

 

質問;解熱剤を飲むと効いた感じがするのはどうしてですか?

答え;薬で熱を下げるので体は楽になります。戦いにくい状況でもたいていのウイルスはいずれ死滅します。しかしインフルエンザなど強力な敵の場合は解熱剤を使うと戦いは長引きます。

 

質問;先生のところで漢方薬の風邪薬(麻黄湯、葛根湯、桂枝湯 等) を出すのはどうしてですか?

答え;西洋薬の解熱剤を使うと戦いを中断させることになります。しかし、漢方薬の風邪薬は戦いを促して早く終わらせるようにする働きがあるからです。

院長のひとり言

毎年冬になると風邪(インフルエンザ、嘔吐下痢症、その他いっぱい)が流行ります。たとえ仮にインフルエンザだけ予防できたとしてもその他多数のウイルスに感染する危険があり、結果として風邪にかかる頻度は同じだと思います。インフルエンザの検査、治療薬(1日熱が早く引く)が出来たばっかりに大騒ぎしている気がします。