五感を大切に
2014年03月30日
現代社会は、機械化・デジタル化されどんどん五感を使うことが少なって来ています。
苺やトマトも糖度がいくつと数字で評価され、
生活や仕事もパソコンや携帯中心と言う方も多いのではないでしょうか。
食べ物は、消費期限をみないと心配…。
自分の体調は、検査の結果をみないと心配…。
最近は死亡したかどうかもモニターで確認したいという声まで…。
見ればわかるかな…と。
五感を大切にした生活を、毎日気にかけていくことの意味を感じています。
春なら桜を見て、美しいと感じ、風や匂いを受け止め、木肌から生命力の大きさを知り、
美味しいだんごを食べながら生きてる幸せを味わう…。
どちらかというと、病院でのお看取りは数値中心で、在宅でのお看取りは感覚を大切にしているように思います。数値が悪いから薬や食事制限、ではなくて、体調の声を聴いてよりそうような治療対処をしていきます。うまくいくと、お迎えの声が聞こえるようになるそうです。